ご近所さんとの付き合い方
念願のマイホームを手に入れた、新たな場所へ引っ越しをしてきた、そんな時ご近所さんとの付き合い方に心配はありませんか?
特に新築が立ち並ぶ新興住宅地などでは、ご近所の付き合い方でトラブルが後を絶たないそうです。
そこで今回は、近所の付き合い方で失敗しない3つの秘訣をお教えします。
程よく距離をおく
よく聞かれるのは、ご近所さんとのお付き合いが密になりすぎてトラブルに巻き込まれてしまうパターン。
それならば、程よく距離を置いてお付き合いすればトラブルを回避できますよね。挨拶のみでは素っ気無いし、毎週末一緒に過ごすのはちょっと行きすぎです。
引っ越したばかりで「仲の良い人を作らなければ」と焦る気持ちもわかりますが、近所に深い付き合いをする友達をつくらなければならない理由はありません。
あなたにはあなたの友達がいて、家族がいます。ご近所さんと「友達」になる必要はないのです。
話を「聞く」側になる
心理学的にも、自分の話を聞いてくれる人には好意を感じやすいものです。
また、自分のことや家族のことをべらべらとしゃべり続けていると、その内容が少しずつ変化して他に伝わり、誤解が生じることも出てきてしまうでしょう。
相槌だけでは素っ気無いですが、相手に興味を持っていると思わせる質問をしつつ、80パーセントを「聞く」ことに重点をおいたコミュニケーションをとるようにしましょう。
子供のルール
ご近所の子供同士のトラブルは避けては通れないものですが、これが一番厄介です。
まずはご自分のお子さんがトラブルに巻き込まれないよう、ルールをいくつかきめておきましょう。
例えば、大人が居ないときは家には友達を家に入れない、おもちゃやゲームの貸し借りはしない、お金を持って遊ばないなどです。
大人が居ないときに家に友達を招きいれ、家のものが無くなったり壊されたりといったトラブルは頻繁に耳にします。ご自分のお子さんを基準に考えていると、常識を大きく超えた許容範囲で育ったお子さんは全く想像のつかないことをやらかします。
自分の子どもが壁にいたずら書きをしないからといって、他所の子がしないわけではないですし、欲しいものは盗んででも自分のものにしてしまう子もいます。
様々な家庭環境があることをお忘れなく。
ご近所のお子さん達のなかでも、ちょっと気をつけたい子、一緒に遊ばせたい子とタイプが別れてくると思いますが、あの子はOKでこの子はダメ!というのも子どもには解らないものです。
ですから、子どもがトラブルを避けるためにも守らなくてはいけないルールをしっかり決めて守らせるようにしましょう。
いかがでしたか?
ご近所トラブルで精神的に追い詰められて引越しを余儀なくされたという方もいらっしゃいます。それほどご近所とのお付き合いは難しいもの。
トラブルになってから解決するのではなく、トラブルそのものを回避できるよう心がけてみましょう。