新卒者は基本給を要チェック!




基本給とは?

「基本給」「初任給」「諸手当」「手取り」など、どうもややこしくて、ごちゃごちゃになってしまいませんか?
基本給が手取りだと思っていたら、色々と差し引かれていて驚いたなんてことがないよう、しっかり理解しておきましょう。

「基本給」

給与を貰うにあたり、「基本給」が中心にして構成されています。
一般的なサラリーマンの場合では、基本給、各種の手当、賞与、税金、保険、その他と給与の内容はいくつかの項目に分かれています。
役職や仕事の成果に関係なく、大体のサラリーマンには一律の基本給が設定されています。
基本給はずっと一定です。忙しい月も、暇な月も基本給が15万円なら毎月必ず15万円の給与を貰えます。
極端なはなし、昇給が行われて基本給そのものがアップする、といったことがない限り新卒で入社したての新人と、勤続20年のベテランとで基本給は変わらないのです。
「基本給」は給与の基礎的なものであり、実際に貰える「手取り」金額ではない、ということを覚えておくとよいでしょう。

「月給」

月給とは、「一ヶ月分の給与の総額」と考えて貰えばよいでしょう。
基本給+各種手当や賞与、そこから税金や保険料その他が引かれます。これが「月給」です。

・「各種手当」
残業をすれば残業手当が付きます。休日出勤をすればその手当。結婚していたり子どもがいればその手当がつくことがあります。役職の方は役職に応じた手当がついているでしょう。
住宅補助や交通費など、基本給にプラスして頂ける給与が「手当」です。
会社によってどんな手当があるのか、いくら貰えるのかは全く違うので、しっかりとチェックしておくとよいでしょう。

「手取り」

一番ややこしくしっかりと理解していてほしいのが「手取り」です。
「手取り」とは、毎月支払われた「月給」から、社会保険料や所得税、住民税などを差し引いた金額のことです。つまり、実際に受け取れる金額と考えることができます。
社会保険や所得税などは、源泉徴収として銀行口座に振り込まれたり手渡しされる際に差し引かれていることが一般的ですので、月給として提示された金額が、そのまま「振り込まれる金額」ではないことに注意が必要です。

いかがでしたか?

基本給が高いからといって、安心していたら賞与がなかったり「みなし残業代」が含まれていることもあるようです。
勘違いで思っていた給与より少なかったと落胆することのないように、まずは給与の構成をしっかりと理解して求人などを見るとよいでしょう。

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