二日酔いの辛さを解消する方法
昨夜のみ過ぎて気持ち悪い・・・寝起きに吐き気を伴うことは付き合いの多いビジネスパーソンの悩みになっています。
アルコールによる二日酔いで寝起きに気持ち悪いと感じたら、胃や肝臓に負担をかけている証拠。すぐに対処し、今日の仕事を円滑にしたいと願うことでしょう。
今回はその気持ち悪い寝起きの吐き気の解消法について書いていきます。
吐けるものは吐く
朝起きて、吐き気を感じるようであれば、とにかくすべて吐いてしまいましょう。
胃はものを食べてから2~3時間で消化するそうですが、その前に寝てしまうと、胃は活発に活動をしません。そのため、胃に食べたものが残り、朝の胃の不快感につながります。
胃の状態が悪いため、消化しきれず吐き気をもよおすのです。ですから、胃のうがいと言われているように吐けるものは全て吐いてしまうといいでしょう。
吐きたいのにはけない、というのであれば指を突っ込んで吐くか、冷や水を一気飲みしてみてください。とにかく胃の中の物を出してしまうのが一番です。
白湯に塩を入れて飲む
昔から言われている二日酔い解消法です。
二日酔いは脱水症状でもありますので、まずは体内に水分がいきわたるようにします。この時に冷たい水や冷たいお茶ではいけません。
なぜなら、冷たい飲み物は胃の活動を抑えてしまい、水分が胃から吸収されにくいからです。さらに塩を足すのは、体内の水分は少量の塩分を含んでいます。その体内の塩分濃度に合わせて、少量のナトリウム(塩分)を入れることで塩分濃度が一定し、水分が体内にしっかりと取り込まれます。
温かいみそ汁やこんぶちゃを飲むのも有効ですね。
酢を飲む
酢には肝臓の働きを活発にし代謝を促す効果があります。
ですから、酢を飲むのも効果的ですが気を付けていただきたいのは、胃酸過多による胃の痛みを感じている状態であれば、さらに酸を増やしてしまう恐れがあるので、注意してください。
黒酢などをぬるま湯で割って少しずつ飲むことをお勧めします。また、酢はアルコールを飲む前にも二日酔いを軽減する働きがあるので、飲みながらの酢の物はいいかもしれませんね。
吐き気に効くツボを押さえる
吐き気に効き目のあるツボを押さえるのも有効です。
吐き気に効くツボは3か所あります。関衝という指のツボ、公孫という足のツボ、内関という腕のツボです。
画像をみていただき、10秒ほどそこを押さえることで吐き気を軽減することが期待できます。ツボは昔から使われている対処法ですが、試す場合は自己責任でお試しくださいね。
関衝 公孫 内関
医薬品を利用する
どうしても吐き気が収まらないようであれば、医薬品に頼るのがベストです。
お近くのドラッグストアーで売っているものでOKです。代表的なものに新セルベール整胃錠、新キャベ2コーワ、ハイウルソ顆粒、太田胃散A、第一三共胃腸薬などがあります。
朝の吐き気が多くなってきたら常備しておくといいでしょう。
いかがでしょうか?
二日酔いによる朝の吐き気はその日の仕事に影響します。なるべく平日の深酒は避け、適度な飲酒をこころがけたいところですね。
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