腰のしびれは意外と危険
腰のしびれについてご存じですか?
痛みを伴う伴わないに関わらず、腰のしびれの場合、何かの病気のサインである可能性があります。
あくまでシロウト判断では危険ですから医師や整形外科の診断を受けて頂くことが前提ですが、この記事ではざっと病気の前兆についてをご紹介します。
右腰がしびれる→坐骨神経痛など
腰の右側がしびれるのなら、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアなどが疑われます。
どちらも骨に関係する病気ですがどちらかというと身体の右側に重心がかかるため、腰の右側がしびれるようになります。
右腰、身体の奥がしびれる→内臓
腎臓や肝臓は人体の右に位置しているため、しびれるというのはそれらの異常である可能性もあります。
ことに、お酒を飲んだ翌朝に右腰の奥がしびれるというのは大半の場合がアルコールを処理しきれないという肝臓の悲鳴であることが多いです。
左右どちらともいえないしびれ
これは、ひょっとしたら精神的なストレスが関係しているかもしれません。
どこがどう悪いと目立った箇所がないのに全体的に体調が悪く、最後に精神科を受診したら強いストレスが原因だと言われる、という人がたまに居ます。
ストレスは“早く気付いて!”と身体のあらゆるところから信号をだして訴えるので、もし腰の他にも悪いところが不定期に・あちこち・見られたらストレスが原因の可能性が高くなります。
左腰のしびれ→筋肉疲労その他
左腰に限らずですが、筋肉の疲れであることも考えられます。
いつも身体の決まった箇所だけを動かしている、または固定して動かさないと筋肉が疲れてしまうのは当たり前です。
意外に多いのはデスクワークの方で筋肉疲労になってしまうパターンです。じっくりとお風呂で筋肉を温めてあげたりマッサージでやさしくほぐしてあげるのも効果的です、とにかくいたわってあげましょう。
腰の真ん中あたりのしびれ→背骨
これは、背骨が歪んでいることが原因かもしれません。
脊髄のトラブルである可能性も無視できないですが、いずれにせよ身体の中でも特に大事な部分なので受診をおすすめします。
もし、そこまでではない場合は姿勢を正してみる・背中のツボ押しやマッサージを試してみるなども方法の一つでしょう。しかし甘く見てはいけません、なんと背骨にも疲労骨折はあるらしいですから。
いかがでしたか?
腰がしびれるだけといっても色々な病気の疑いがありますね。
しかし、それは“ついてない”のではなく健康になるための“チャンス”なのです。定期的に健康を意識する習慣はきっとあなたの寿命を延ばしてくれることでしょう。