薄毛と遺伝の関係性とは
薄毛の原因として
よくあげられるものの一つに遺伝がありますが、
これは本当なのでしょうか?
薄毛と遺伝の関係を調べてみたら意外な関係が見つかりました。
母方からの遺伝によるところが大きい
薄毛は遺伝だけではなく
様々な要因で起こると考えられていて、
遺伝が原因である薄毛は全体の25%程度と言われています。
父親が薄毛だから自分も将来薄毛になってしまうかも
と危機感を覚える人が多いですが、
薄毛になりやすくなる遺伝子は、
父方ではなく母方から
その8割を受け継ぐことが科学的に証明されています。
つまり父方ではなく母方の親戚を見た方が
自分が遺伝的に薄毛になりやすいのかどうかが分かります。
薄毛は隔世遺伝する
上記に書いた通り、
薄毛は母方からの遺伝によるところが大きいです。
だとすると母親が薄毛でない場合、
自分も大丈夫かと言えばそういうわけではありません。
なぜなら女性には女性ホルモンという
薄毛の進行を妨げてくれる心強い味方が付いているので、
男性に比べて薄毛になりにくいからです。
母親を見るのではなく、
母方の祖父を見ると
自分が遺伝的に薄毛になりやすいかどうか分かります。
それで薄毛は隔世遺伝すると言われているのです。
遺伝しても必ず薄毛になるわけではない
薄毛になる原因は遺伝だけでなく、
生活習慣やストレスによるところが大きいです。
だからもし親から薄毛になりやすい遺伝子を受け継いでしまったからといって必ず薄毛になるわけではありません。
同じ兄弟(姉妹)であっても、
全員が薄毛になるなどという事は極めて稀です。
十分な睡眠やバランスの取れた食事、
タバコやお酒の飲みすぎに気をつけるなど
薄毛になりにくい生活習慣を続けることが重要となります。
遺伝子検査で薄毛になる可能性が分かる
自分が遺伝的に薄毛になりやすいかどうかが遺伝子検査をすると調べることができます。
以前は病院や専門機関で検査を行っていましたが、最近ではAGA遺伝子検査キットというのがあり、自宅でも気軽に検査ができるようになりました。
薄毛の遺伝子治療の研究が進んでいる
ある特定の2種類の遺伝子を持っていると
薄毛になる確率が7倍になることが分かりました。
このことにより、
遺伝子治療ができれば遺伝による薄毛を改善できるとのこと。
そんなことができたら素晴らしいと思いますが、
まだまだ研究段階で、
数年以内に実用できるというレベルではないみたいです。
いかがでしたか?
薄毛は遺伝するということはよく聞く話ですが、
薄毛と遺伝の関係は
そう単純なものではないことが分かったかと思います。
自分の親戚を見て、
自分も薄毛になるのでは?と不安に思うよりも、
薄毛にならないような生活習慣を心がけた方が
薄毛回避の近道かもしれません。
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