仕事を辞めたらすぐにするべきこととは?
仕事を辞めたら、次の仕事を見つける、生活の目処を立てるなど、やるべきことはたくさんあります。
しかし、後の心配をする前に仕事を辞めたらまず初めにするべき公的な手続きがあります。
健康保険を切り替える
会社に属していたときはそこから社会保険に加入していたと思います。
しかし、この保険は退職すると同時に資格を失ってしまうのです。自分で国民健康保険、任意継続、被扶養者資格のいずれかに入り直さなければなりません。
もし、自分で手続きをしない場合、国民健康保険に強制加入となります。日本では国民皆保険として国民は全員保険に入ることになっているからです。
年金を切り替える
会社員であれば厚生年金という年金を払っていたはずですが、これも健康保険同様退職と同時に資格を失います。
新たに国民年金か厚生年金を払っている人の扶養配偶者として手続きをしなければなりません。手続きを行わなくても国民年金に加入ということになりますが、納付書の交付などに時間がかかってしまいます。
できるだけ自分で手続きをしましょう。
失業保険を受ける
失業保険は会社勤めの人が失業したときに生活を保障するためにあります。
これを受けることができれば当面の生活の心配は要らず、再就職に向けて活動を集中することができます。しかし、受給要件があり、自分で手続きを行わなければもらうことができません。
しっかりと要件を確認し手続きをしましょう。
確定申告をする
確定申告とは過去一年間に受けた所得に対する税金の所得税を計算し、税務署に納税することです。
本来個人で行うはずのものですが、会社員の場合会社側で行ってくれることがあります。しかし、退職し一個人となったからには自分で確定申告を行わなければなりません。
住民税を払う
住民税とは、都道府県・市町村などの各自治体単位で課せられる税金です。
国に払うのではなく、地方自治体に払うため、金額や制度が若干違う場合があります。きちんと自分の住む自治体について調べましょう。
また、会社を辞める時期などによって、その年の分を自分で払わなければならない場合と給料から一括で天挽いて会社で払ってくれる場合があるようです。
こちらも調べて重複などないように注意しましょう。
いかがでしたか?
会社を辞めたばかりで大変だというのにいろいろな手続きをしなければならなくて大変そうですね。
しかし、どの手続きも早めに行うことによって自分に有利に働きます。面倒臭がらずにきちんと正しい手続きを行いましょう。