うつ病の部下への対処方法5つ




部下がうつ病になったら?

部下がうつになってしまった場合、上司の責任だけでなく会社自体の責任問題になる事もあります。人間関係の問題、仕事量の多さ、勤務体制など会社側の責任となる要素を含んでのうつの発症の場合は会社側に責任があるとされます。普段から部下とのコミュニケーションをとるなどの努力をしていても起こってしまう事もあります。事前にうつ予防できるのが一番ですが、起こってしまった場合は適切な対応をしなくてはいけません。

部下のうつは会社側の責任になる事もある

部下がうつになってしまった場合の責任は会社にあるとされる事もあり、会社側は賠償請求をされる事もあります。部下のうつを予防するには上司や会社側の発言に気をつける事も大事です。
うつ病は自己管理不足と言われていた時代はもう古く「心の病」として、法律で従業員の健康管理「安全配慮義務」「労働安全衛生法」などの適用を受けます。法律に記載されている以上、もし会社側に責任のある事で自殺などが起こった場合の会社側の負担賠償金額は1億円だそうです。
部下がうつになる前に防げなかった場合はその後の対処方法を誤る事なく行わなければいけません。会社側としては働けない人間を解雇にしたいと思うでしょうが、うつを発症した事を理由に解雇する事も出来ず、さらなる会社側の負担も大きくなります。

うつになった部下への対処法5つ

「頑張れ、ダメだな~、しなさい」うつの方に絶対言ってはいけない言葉の1番ともいえるのが「頑張れ」です。頑張れを多用するのは絶対避けてください。うつになる方は一生懸命に頑張ってきた頑張り屋さんが多く、頑張りが足りなかったのか、と結果が出ない事を苦にし避難されている様にしか聞こえなくなっています。否定するような言葉や命令口調での接し方は止めましょう。うつを悪化させてしまいます。「追い込まない」うつの方に「気持ちの問題だよ」などの発言や目の前でコソコソと話すなどの行動をとってしまうと自分の事を言われていると思い込み、精神的にさらに追い込まれてしまいます。その方の事を話してなくても被害妄想に入ってしまうので、周囲での会話には気をつけます。特に上司の方からの精神論の話は追い打ちをかけてしまいますので絶対止めた方がいいでしょう。「気持ちの尊重」プロジェクトなどに参加している場合などは仕事の分担を行ったり、本人が仕事はしたいけど出来ないジレンマなどを感じていたらフォローしながら進めるなどの措置をとります。うつだからと仕事を取り上げてしまうのも逆効果になってしまう事もあります。「補佐的な仕事に移行する」仕事はしたいが何をしていいのか分からなくなってしまう事もあり、パニックを起こす事もありますので、仕事をセーブしつつ補佐的な仕事に変更するのも一つの解決策でもあります。責任を持たせすぎると悪化してしまうので、休息をとりながら行える程度の仕事量が良いかもしれません。「原因を探る」上司は部下がうつになった原因を解明する必要があります。何に対してそうなってしまったのかを本人とユックリ面談してみたりなどし、焦らず部下のペースで話を聞くことが大切になります。結論を焦らず味方になり、話を聞き発端がなんだったのかを知る必要があります。解決策はうつの場合難しい事が多いですが、原因が分かれば対処がしやすくなります。

上司が他にする事

1人人員が欠けてしまうのと一緒なので、その部下の仕事を割り振らなくてはいけません。他の部下の仕事量を増やすのか上司である自分が仕事量を増やすのかという問題になりますが、負担が増えるとその者までがうつになってしまう可能性もでてきます。そこで人員の確保などが必要になります。人員が増やせるのか、仕事量を各自増やすのかなどの問題解決も必要になり頭の痛いところです。

いかがだったでしょうか。

現代病ともいえるうつですが、誰でもなる可能性はあります。一生懸命な頑張り屋さんに多いのですが、抱える問題が多くなると発症してしまいます。心の病とも言われていますので、適度な休息を取りながら仕事に向き合うようにするのが自分自身を守る方法かもしれません。

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