低血圧と寝起きの悪さの関係
寝起きが悪いのは血圧が低いからなのか?
このような疑問が後を絶えないなか、循環器系の医師からは「低血圧と寝起きの悪さは関係ありません」との回答をえました。
しかし、寝起きと低血圧の関係を否定できない事例が多いので、それを3つに分けてご紹介します。
低血圧の分類
低血圧には3つの種類があり、本能性低血圧、起立性低血圧、症候性低血圧となっています。
このうち、本能性低血圧と起立性低血圧は生活の習慣やストレスによる低血圧なので、生活を見直すことで改善されます。
しかし、症候性低血圧は病気の診断がくだされることがあるので医療機関への受診をお勧めします。
そもそも、低血圧の定義は最高血圧が100mmHg以下(60歳以上は110mmHg以下)であり、疲れやすい、目まいがする、立ちくらみがする、心臓がどきどきする、肩がこる、朝なかなか起きられないという症状を伴います。
これを聞くと朝なかなか起きられないのは低血圧が原因ではないかと思うのも当然ですよね。ですが医者の説明では低血圧は関係ないと言っています。
これはどういうことかというと、低血圧じゃない人でも、寝起きが悪い人もいるし、逆に低血圧でも寝起きが良い人もいるので一概には言えないということだそうです。
では、低血圧の人が早く起きられない実態はどうなのでしょうか?
生活習慣を見直す
低血圧かどうかを考える前に生活習慣について考えてみましょう。
寝起きの悪さと低血圧の関係は医者によれば別問題と言っています。しかし、低血圧が引き起こす、生活レベルの影響はどのようなものがあるのでしょうか。
先ほどもお伝えしたように低血圧では疲れやすい、目まいがする、立ちくらみ、心臓がドキドキするなど生活にも影響を及ぼすことがあります。
その結果、毎日の生活にストレスを感じ、睡眠に影響を及ぼすことによって、寝起きが悪い、と言えることが出来ます。
生活の習慣を見直すことによって、低血圧を改善し、寝起きをコントロールすることは可能と言えますね。まずは、生活習慣を変えて、それによる低血圧の改善を試みることをお勧めします。
遺伝によるもの
低血圧は病気というよりも体質や遺伝によるものがほとんどだそうです。
遺伝ならば仕方がない、と考えずにどうしたら低血圧が改善できるかを考えた方が得策です。そもそも遺伝であれば生まれつきの事なので仕方がない、と思うかもしれません。
しかし、それならば子供のころからいつもどのような体調なのか、漠然と知っていることでもあります。自分の体調は自分で管理しなければ、誰も改善してくれませんよね。遺伝なのであれば、自分で努力するしか改善する余地はありません。
自分と向き合い、自分を変えることで低血圧ともきちんと向き合ってよりよい人生を送ることができます。あなたが改善できれば、他に低血圧で困っている人へアドバイスができ、同じような境遇の人に教えてあげることで感謝されます。
一つの解決策を自ら導き出すことで、人生を変えるきっかけになることもあるのですね。
いかがでしょうか?
寝起きの悪さと血圧の関係を3つご紹介しました。
ご参考になれば幸いです。本人にとっては辛い低血圧ですが、もし努力次第で改善できれば他の方にもアドバイスすることができます。
それはとても喜ばれることなので、改善できることを応援しています。