知ってる?新入社員のボーナスの平均~3パターンを比較してみた~




新入社員のボーナスの平均3パターン

新入社員のボーナスの平均についてご存じですか?

平均すれば5~10万円が相場だと言われていますが、新入社員とひとくちに言っても色々な方がいますね。ここでは、3つの面から比較しつつボーナス事情を解説したいと思います。

高卒vs大卒

学歴によってボーナス額が異なるというのは有名な話です。

しかし、実際はいくらぐらい違うのでしょうか?

統計によると大学卒で10万弱、高校卒で8万弱という結果が出ています。これは夏のボーナスであり、あくまで寸志程度の額だと言えます。一般的には「ボーナスがきちんと出るのは冬から、新入社員の夏ボーナスはあまり期待するな」と言われているのです。

また、業種によっても違うようで、大学卒であっても製造業でないところでは9万前後が平均額だと言われています。いずれにせよ最初の夏は厳しい結果ですね。

日本企業vs外資系

日本企業と外資系では、ボーナスに差があるようです。

というよりシステム自体が違います。外資系のボーナスは夏冬にもらうものではなく、特別な功績をあげた時に支給されるもの。

例えば新聞記者が他社より早くビッグ・ニュースを打ち出したら、その社員には“ボーナス”が支給されます。臨時ボーナスが当たり前の世界なのです。

また、新入社員でも年収1千万が夢じゃないと言われる外資系ですが、住宅手当や福利厚生などがほとんど整っていないという実情を見ると良し悪し、結局は個人としての給与管理といえることでしょう。

民間vs公務員

民間の夏のボーナスは上記の通りです。

それに比べて公務員のボーナスはどうなのか。平均額として13万前後は出るようです。ボーナスではなく期末勤勉手当などと呼ばれることもあります。

やっぱり公務員はいっぱいもらえる、と思いますが基準が民間よりも厳しいのです。たとえばボーナスの判定日に育児休暇を取っていたらボーナスはなし。

12月から6月までの半年の勤務で決めるので新入社員(4月~とする)は先輩のおよそ3割。夏のボーナスがあまり高くないのは、そういう事情によるものなのですね。

しかし、それでも13万前後ですから、やはり安定の公務員は給与もお高めの傾向があるようです。

いかがでしょうか?

ボーナスの基準は業種によって変わってきます。

冬からのボーナスはもう少し出るところが多いので(入社1年目はボーナスなしの会社もありますが)労働意欲、モチベーションを維持して頑張ってゆきたいところです。夏を乗り切れば冬のボーナスが待っていますから。

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