【検証】東京都の会社が手当やボーナスを高くする3つのキーワード




東京都のボーナス事情

東京都は給与・ボーナスが高い』そんなイメージがありませんか?

なぜ東京都は給与・ボーナスが高いのか、どんな人でも高いのか、そんな疑問を3つのキーワードから検証してみます。

都市手当

都市手当や地域手当など、様々な名称で支給される手当があります。

公務員だけでなく、複数の勤務地がある企業などが取り入れている手当です。勤務する地域の物価や住居費用などを考えて、給与を調整するための手当です。

例えば寒冷地などでは暖房費用が他地域よりもかかるため、暖房費用としての地域手当が支給されることがあります。

そのほかにも離島などに勤務する公務員や社員に僻地手当が支給されます。そして東京都では、住居費用が他県よりもかかることや物価が高いことなどから手当が出る場合が多いようです。

東京は景気がいい

2つ目のキーワードは景気です。

景気に敏感ないくつかの指標から景気を判断する景気動向指数をみると確かに東京都は上位に入っています。

食料品やアパレル関係の購買数などを見てみると東京は首位を独走しており、そういった点からみれば東京は景気がいいといえるでしょう。

それ以外もおおむね景気が良いと判断できる結果になっており、東京都の給与・ボーナスの高さの理由として挙げることができます。

しかし、景気がいいのは大手企業の役員や管理職など一部の人だけで、同じ東京でも一般の勤労者は景気がいいと感じる人はごく少数のようです。

大企業が多いので支給額が大きい

東京、などの大都市には大企業やその本社が集中しています。

大企業の社員は皆高給取り、というわけではないのでしょうが、管理職や役員名など給与の高い役職の人も大都市に集中します。

都道府県ごとの収入の比較は平均値で比較します。給与の高い人が多くいるという事は、平均値が高いという事になります。

平均値が高いという事は都道府県ごとの給与・ボーナスランキングの上位になるという事になります。さらに東京には企業だけでなく国の主要機関も集中しています。

そのため公務員給与の平均値も高く、給与・ボーナスの平均値を押し上げる結果となっています。

いかがでしょうか?

東京ではボーナスや手当などが他県に比べると若干高いようですが、物価もそれに伴って高くなりますのでみな生活が豊か、というわけでもないでしょう。

遊びに行くにも結構なお金がかかるのが東京という場所ですね。

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