ちょっと待って!寝起きの腰痛改善に筋トレは効果なし??




腰痛改善にいきなりの筋トレは効果があるのか?

老若男女関わらず、筋トレを始める理由はさまざまですよね。

特に体の衰えを感じ始める30代~40代は寝起きや寝る前に

「今日から筋トレをするぞ!」と誓う方も多いのではないでしょうか?

腰痛がひどいから・・・

ぽっこりお腹が気になるから・・・

健康のため・・・

このような悩みで始める筋トレですが、

寝起きや寝る前に限らず実はあまり知られていない、

筋トレをむやみにやってはいけない理由があります。

実際に行列が出来る、プロの整体の先生に聞いた話をご紹介します。

体は土台が大事

体幹というのをお聞きしたことがあるかと思います。

読んで字のごとく、体の幹、体の中心であり土台です。

人間の体を支えているのは骨盤であり背骨がほとんどだそうです。

大体の方が、骨が体を支えているという風に認識していると思うのですが、

実は違います。

体を支えているのはその背骨骨盤をバランスを取りながら左右、

前後から引っ張り合っている筋肉なんです。

最近よく聞く「インナーマッスル」というものです。

この左右や前後の筋肉のどちらかが引っ張られ、

どちらかが縮んでいるので背骨や骨盤は曲がったり、歪んだりします。

この筋肉の伸びて引っ張られているのを「筋肉の緊張」と呼びます。

実は腰痛も肩こりも、体の節々の不調もぽっこりお腹も、

このインナーマッスルの緊張(筋肉がかたくなっている)が原因なのです。

通常の筋トレは、目に見える部分の筋肉、表面の筋肉を鍛えることです。

体を支えている背骨や骨盤=体の土台が曲がっている状態で

外側の筋肉を鍛える=固くしてしまうと、

中のインナーマッスルのバランスを治すことが困難になり、

これが実は「危険」なことなんです。

腰痛が悪化するケース

腰が痛い、この腰痛をなんとかしたい、

そう思って筋トレを始める方が増えています。

腰が痛かったり肩こりが辛かったりするのは運動不足や体が衰えてきたからだ、

と思うのはすごく当然なことでしょう。

ですからマラソンをしたり、ジムへ通ってマシンで鍛えたり、水泳をしたり・・・

もちろん家で寝る前や寝起き、筋トレに励むかたもいらっしゃいますよね。

体が年齢と共に衰えていくのは仕方のないことです。

子供の頃から身につけた筋肉は貯金として体に残りますが、

歳をとるにつれてその貯金もなくなっていくんです。

ですから何とか筋トレして体を鍛えよう、体力をつけようと思いますよね。

しかし、先程もお伝えしたとおり、

体幹=土台ををきちんと直さないまま筋トレをすると

腰痛や肩こりの原因をそのままにして表面を鍛えてしまうので、

結果腰痛が悪化する事態が起こりえるんです。

なんと半数の方が筋トレをして腰痛が悪化したという報告があります。

もちろん腰痛が改善する方もいらっしゃいますが、

悪化する危険性を考えたら闇雲に筋トレを始めることは

これからの人生にとって有益なことではないのかもしれませんね。

腰痛や肩こり、首のこりを治したい方はまず、

骨盤矯正やインナーマッスル整体にいって、

自分の体を見てもらうことの方がいいかもしれません。

リバウンドが引き起こす慢性肥満

そして筋トレをするもうひとつの理由が、

ポッコリお腹やたるんだ体をなんとかしたい、

20代の体に戻りたい、という思いがあってのことでしょう。

ライザップや筋トレ教室のようなビジネスが流行っていますが、

これ実はリバウンドする可能性が高いんです。

その理由の一つは

短期間で無理やり体質を完全するので体が急激な変化に対応できないということ。

もう一つは、食生活をいきなり変えるのですが、

習慣化する前に期間が終了するので

その後の食生活がいつもどおりに戻りまた太ってしまうということです。

そして最大の理由が、インナーマッスルを鍛えずに、

外側の筋肉だけを鍛えているので、内臓脂肪燃やすことができず、

脂肪の上に筋肉をつけてしまうことになるからです。

根本から鍛えてないので、筋トレをやめる、

または回数を減らすと外側の筋肉はまた減ってしまい元のメタボに戻ってしまいます。

結果リバウンドを繰り返し、慢性肥満になりやすくなります。

柱を直さずに壁を固めることと同じ

土台をしっかりとチューニングしないまま、

外側の筋肉を鍛えることは、

柱が曲がっているのに外壁をコンクリートで固めてしまう家と同じことです。

土台である柱が曲がったまま壁をコンクリートで固めてしまう・・・

なんとなく想像つきますよね。

どんなに強固な壁でもいずれ家もろとも崩れてしまうことでしょう。

インナーマッスルを調整せずに筋トレをすることは

そのようね危険性があるので筋トレや運動をするときは

正しい情報を知っている方に聞きながら行うことがいいと思います。

いかがでしょうか?

筋トレに潜む「おっかない話」、参考になれば幸いです。いつも若々しい体を保ちたいものですね。

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